■HORROR'S HEART
■Utatti Asfet
■The Complete Masks of NyarlathotepE
■The Compact Trail of Tsathoggua
■A Resection of Time
■Minions
■SECRETS
■The Dreaming Stone
■Dead Reckonings
使用上の注意:基本的にここで紹介するどのシナリオも(たとえキャンペーンシナリオでも)情け容赦なくデッドリーです。キーパーは事前に綿密なバランス調整をしておいたほうがよろしいかもしれません(笑)。…いえ、全部とは言いませんが(^^;
『HORROR'S HEART --A Shrot Call of Cthulhu Campaign in Montreal--』2359
副題にもある通り、カナダのモントリオールをメイン舞台とした1920年代用ミニキャンペーンシナリオ。長さとしては6セッション程度です。ページ数も80頁弱と短めで、1セッション辺り10頁前後ですので手を出しやすいとも言えるかも。
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『Utatti Asfet --The Eye of Wicked Sight--』2360
舞台がトンガやスーダン、ニューオリンズとワールドワイドな1990年代用キャンペーンシナリオ。ただし、160頁弱の分量があるので読み進めるのが大変かもしれません。ハンドアウトが凝っていて、切り離せるようにミシン目もちゃんと入っているんですが、プレイヤーに提示するには結局はそれを訳した上でハンドアウトのデザインを自作しなくちゃいけないんですよね(^^;。
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『The Complete Masks of Nyarlathotep --Third Edition, Reset and Revised--』2361
昔にHJから翻訳出版されていた「ニャルラトテップの仮面」(こちらはすでに絶版)の改訂版です。内容としては「ニャルラトテップの仮面」にオーストラリアのシーンが加えられたものとなっています(私は絶版の「ニャルラトテップの仮面」を所持していないので、あくまでも伝聞ではありますが)。舞台がニューヨーク、ロンドン、カイロ、ケニヤ、オーストラリア、上海と、まさしく世界を股にかけた大キャンペーンで、分量も220頁近くもあります。
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『The Compact Trail of Tsathoggua --Second Edithion, Reset and Revised--』2362
「The Trail of Tsathoggua」と「The Curse of Tsathoggua」の2本の1920年代用シナリオが収録されています。舞台は前者がグリーンランドで、後者がカナダとなっています。話の流れとしては続いていますが、両方別々のシナリオとしても使用できます。また、「フライトナイト」シナリオシリーズの第1作でもあります。
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『A Resection of Time --The Strange Case of Kyle Woodson: A Scenario--』2364
アメリカおよび中米を舞台にした1990年代用ミニキャンペーン。長さとしては2〜3セッション程度。凝った趣向のハンドアウト(手書き風のメモや水で滲んだノートの切れ端などなど)が各種用意されていますが、これらをプレイヤーに提示するのは難しいかもしれません(キーパーが翻訳し、自作しなくてはならないので)。また、セッション中に提示される情報量も多く、プレイヤー(特にクトゥルフ初心者)の手に余る可能性もあります。見所としては、劇的な正気度喪失シーンが用意されています(笑)。…ネタバレになるので詳しくは書けませんが(^^;。キーパーへの負担は大きいですけれどお勧めのシナリオです。
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『Minions』2365
シナリオが15本収録されたミニシナリオ集です。各シナリオの分量も2〜8ページ程度で、割と手軽に利用できるでしょう。また、キャンペーンの合間にちょっとしたエピソードとして挟み込むのもいいかもしれません。ですが、シナリオの内容的には玉石混淆といった感があります。
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『SECRETS』2367
「フライトナイト」シリーズの第2弾。1990年代用シナリオが4本(「Closed Casket」、「A Love in Need」、「The Unsealed Room」、「Cult of One」)収録されていますが、「Cult of One」以外は容易に1920年代用にコンバート可能です。1本辺りの分量も10頁弱と手が出しやすくなっています。
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『The Dreaming Stone --Against the Crawling Chaos--』2368
ドリームランドを舞台にしたある程度の経験を積んだ探索者用の1920年代ミニキャンペーンシナリオ。長さとしては6セッション程度。探索者達はある存在の罠(誰かは副題からもばればれですが(^^;)にかかり、ドリームランドへと行く羽目になるという一風変わったシナリオです。ドリームランドはファンタジー世界にクトゥルフのエッセンスが取り入れられた魅力的な世界で、たまにはこういう目先の変わったキャンペーンもプレイヤーには喜ばれるのではないでしょうか。ただ、ドリームランドを解説したサプリメント「The Complete Dreamlands」を参照する必要があります。私の一番のお勧めシナリオです。
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『Dead Reckonings』2373
あのマサチューセッツ州はアーカム近辺を舞台にしたシナリオアンソロジー。「Dust to Dust」、「Dark Rivals」、「Behold the Mother」の3本が収録されています。こちらのハンドアウトもなかなか凝っていて、一段とキーパーに(ハンドアウト)自作の負担がかかっております(笑)。また巻末には補遺として「Lovecraft Country」の地図と地名の解説が載っています。
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